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和です。昨日アップできなくてすみません。3日遅れでアップしました、バレンタインアレニル。
時期がいつごろかよく分かんないですが、まぁ適当に(おいおい
あと、アレライをその他に移動させました。やっぱりアレニルだなぁ私(今更)
何日か前になりますが鬼ハムも上げておいたのでよろしければご覧になってくださいね。

本編の感想ですが、シーリンがクラウスの前ではデレデレだったのに姫の前ではツンツンだったのが非常に気になりました。シーリンはいつも姫にキツい。

あのイノベーター(名前忘れた…)がヘルメットを取ってアニューと同じ顔が出てきたときのライルが思ったより動揺してなかったのが意外…というかなんというか…眉をひそめただけ?みたいな。
やっぱり何かしらアニューについて気づいてた部分があるのかなぁ。
そしてラッセは大丈夫なのか。アニューに撃たれたのもそうだけど、なんか、病気だったよね、彼。(忘れがち)

サジルイは…あの、あれ…って、一体どこなんですか……?
一瞬どっかにワープしたのかと思って焦ったんだけど、あれは、実際は声だけのやり取りだったってこと?
前回みたいに服脱がすとアレだからってんであの映像?
よくわかんない……
いやでもしかしこの2人一番気になる。


あ、全然関係ないですが、この後に、続けるつもりのないパロを隠しておきます…
公開するつもりはなかったんですがふと思い出して…。
いつもと違うカプでやりたかった、大学生パロです。
アレニルは外せなかったけど…
メインは一応ライ刹です。




俺の恋人は大学の講師である。
出逢いは2年前、俺がこの大学に入学してすぐだった。
当時、俺の家の隣には3つ上のアレルヤ・ハプティズムという男が住んでいた。
陸上部の先輩でもあった彼はとても温厚な性格で人が良く、料理をしない俺の所にしょっちゅうあまりものだからといって食べ物を持ってきた。
しょっちゅう顔を合わせていた所為か、彼に恋人がいることはすぐに分かった。一緒に暮らしているという訳ではなさそうだったが、度々その人物を見るようになったのである。大学に入学して半年も絶たない内だった。
そして秋から始まった授業で、俺は彼の恋人の授業を取ったのだ。アレルヤが大学の講師と付き合っているということには驚いたが、まぁこういうこともあるだろうなと思っていた。
ところが、それは別人だった。俺が授業を受けていたのはアレルヤの恋人の弟だったのである。
それが分かったのは俺が授業を取り始めてから数か月も経ってからのことだった。
もちろん笑われた。俺は全く知らなかったのだが、彼らが双子であることと、その片割れとアレルヤが付き合っていることは、周知の事実だったようである。
それから何だか色々あって、この大学に来て3年目の今、俺は弟の方と付き合っている。
名前は、ライル・ディランディ。
専攻は日本語学、8つ上の29歳、性格は…一言でいえば、非常にいい加減な男である。


「だめだ」
目の前の大きなソファにどっしりと座ったいい加減な男は俺が淹れたコーヒーを一口啜ってこう断言した。
勿論だめなのはコーヒーの味…ではなく、俺がさっきから頼んでいるあることに対してだ。
「なぜだ」
しかし俺も譲れなかった。なぜならこの「お願い」には俺の友人の運命が掛っていたからである。
「…大体何でお前らが頼みに来るんだよ。本人が直接来れば良いじゃねぇか」
「いや、本人はもう諦めているらしい。今更就職が1年遅れようと構わないと自棄になっている」
「じゃ、別にいいんじゃね?」
「だめだ!」
めずらしく声を荒げたのは一緒に来ていたティエリアだった。
「ハレルヤは内定まで決まってたんだぞ!その会社の歓迎会まで行ったっていうのに1単位足りなくて卒業できませんじゃあまりにも…あまりにも、」
「恥ずかしすぎる」
最後は俺が付け足した。ティエリアも横で陶酔したままうなずいている。
そう、今回俺たちがした「お願い」というのはアレルヤの双子の弟、ハレルヤ・ハプティズムについてである。
彼はアレルヤともちろん同じ年だから俺の3つ年上である。だが、1年浪人して大学に入学したあと1年留学して学年でいえば俺の1つ上だった。
アレルヤが卒業して出て行った部屋を引き継いで、今はそこに住んでいる、俺のお隣さんでもある。
ちなみにティエリアは年齢は俺より1つ上だがハレルヤと一緒に留学して学年は俺と一緒だ。
ともかく、ハレルヤは通常より2年遅れたがようやく卒業できるという年になって、単位を1つ落としてしまったのだ。
それがライルの授業だった。
あまりにもハレルヤが不憫だと思った俺たちは意を決してライルに直談判しにいったのである。
「そんなこと言ってもダメなもんはダメだ。諦めてもう半年大学に居るんだな」
「ハレルヤは身内みたいなものじゃないのか」
「そんなの関係ねぇよ。身内だからって贔屓はできません」
きっぱりと言い切ったライルにティエリアも次に言う言葉を見失ってしまったようだ。
気まずい沈黙。
ー仕方ない、あの手を使うか。
「1年前、俺はあんたの授業を落とした」
「………」
ライルが黙ってコーヒーを一口啜った。
ずず、という音が狭い研究室に響く。
「音をたてて飲むな」
ティエリアの小言が出た。
「だが結局認めてくれた。どうしてか、と俺が聞くとあんたはこう言った。…覚えてるか?」
「…いや、刹那、あれはな、」
ライルは可哀そうなくらい動揺している。
それはそうだろう。その時自分の言ったことが今こんな形で帰ってくるとはまず思わない。
しかし俺も容赦しない。このままではハレルヤだって可哀そうなのだ。
「俺が悲しんでいるのを見ているのが辛かったから、と言ったな」
「……いや、それは、違う、いや違わない、が…でもな」
「お前は黙っていろ」
「ー今の俺は、悲しんでいるように見えないだろうか?ハレルヤが困ってるんだ。頼む……ライル…」
「………」


春、ハレルヤはめでたく卒業していった。





多分、ハレティエ?

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